1月31日(水)の夜に今年一番の天文現象「皆既月食(かいきげっしょく)」が起きます。
皆既月食とは、太陽・地球・月の順番で一直線に並び、満月が地球の影にスッポリ隠されてしまう天文現象です。
皆既月食では月が見えなくなるわけではなく、赤銅色の神秘的な月を見ることができます。
日本では約3年ぶりの皆既月食です。
上の3枚の画像は2014年10月8日に撮影した皆既月食です。クリックすると拡大します。
(撮影:北陸モバイルプラネタリウム 土川啓)
上の画像はクリックすると拡大します。
(AstroArtsのステラナビゲータver.10で作成)
月食とは、月が地球の影に入り欠けてしまう天文現象です。月食は、太陽・地球・月が一直線に並んだときに起こります。
満月の一部分だけ隠される月食を「部分月食」、満月がすっぽり影の中に入る月食を「皆既月食」といいます。今回起こるのは皆既月食です。
皆既月食のときは月が見えなくなるわけではなく、赤銅色の神秘的な月を見ることが出来ます。
皆既月食は1月31日(水)の夜に起こります。
20:48に欠け始め、21:51〜23:08に月が地球の影にすっぽり隠れる皆既月食が見られます。その後徐々に影から出て行き、日が変わった2月1日0:12に月食が終了します。
月は南東の方角にいます。
東から南の空が開けている場所がおススメです。
皆既中は月明かりが弱くなり、暗い星まで見えてきます。皆既中の星空も楽しみたい方は明かりが少ない場所で観察しましょう。
シートなどに座ってじっくり眺めましょう。
月食は長丁場なのでリラックスできる体勢で休み休み観察しましょう。
月食は双眼鏡や望遠鏡がなくても楽しむことができます。ただ小さな双眼鏡があると詳しく観察出来るので、より楽しむことができます。
・夜はとても冷えます。防寒対策を用意しましょう。
・月食を眺めている途中、冬の星や星座たちを見つけてみると楽しいですよ。
星座は「星空のご案内」をご覧ください。
・倉敷科学センター 皆既月食観測ガイド
・国立天文台 皆既月食 2018年1月31日
・国立天文台 「皆既月食を観察しよう2018」キャンペーン
・AstroArts 2018年1月31日 皆既月食
・PAONavi(パオナビ) 全国の皆既月食 関連イベント
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