アイソン彗星は11/29の太陽最接近の際、太陽からの熱や重力の影響で核が崩壊したと考えられています。アイソン彗星の観察は非常に難しくなりました。
そのため、12/7(土)8(日)は「ラブジョイ彗星観望会」として実施します。現在ラブジョイ彗星が明るく見えています。太陽系の彼方からやってきた彗星を満天星の巨大望遠鏡で観察しましょう!!当日は火星・木星・土星の観察もします。
11月下旬に「アイソン彗星(すいせい)」が見やすくなります。アイソン彗星は太陽のすぐ近くを通るため、とても明るくなる可能性があると期待されています。
双眼鏡や望遠鏡で太陽系の彼方からやってくるアイソン彗星を一緒に観察しましょう!!
アイソン彗星の見え方はページの下か参考サイトをご覧ください。
最新のアイソン彗星の情報はお問い合わせください。(満天星 TEL:0768-76-0101)
右の写真は11月2日に撮影したアイソン彗星です。
・国立天文台 アイソン彗星
・アイソン彗星を見つけようキャンペーン
・AstroArts アイソン彗星 特設サイト
イベント名 | ラブジョイ彗星観望会(アイソン彗星観望会から変更) | |
日時 | 2013年11月23日(土)24日(日)、12月7日(土)8日(日) 早朝 5:00〜6:00 |
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場所 | 石川県柳田星の観察館「満天星」 アクセスはこちら | |
参加費 | 無料 | |
予約 | 不要 | |
定員 | なし |
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その他 | ・雨天曇天の場合は中止します。お問い合わせください。 ・明け方はとても寒いです。防寒対策をしっかりしてきてください。 ・植物公園から満天星までの道は真っ暗です。懐中電灯があると安心です。 ・手持ちの双眼鏡は限りがあります。ご自宅に双眼鏡がある方はお持ちください。 |
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お問い合わせ | 星の観察館「満天星」TEL:0768-76-0101 |
アイソン彗星がいつどこに見えるのかをチェックしましょう!!
彗星は氷と少しのチリでできている天体で、よく「泥だらけの雪玉」とたとえられています。太陽系の外側からやってきて、多くは太陽に近づいたり遠ざかったりする楕円軌道を描いています。太陽から遠いときは明るくありませんが、太陽に近づくにつれて明るくなり、夜空ではボヤーっと雲のように見えます。太陽風の影響でチリやガスが宇宙空間に伸びて尾を作るものもあります。
彗星と流れ星は別ものですが、深い関係があります。彗星は太陽に近づくときに自らの氷とチリを宇宙空間に放出します。その氷とチリが地球の大気にぶつかって光るものが流れ星です。
アイソン彗星は2012年9月に発見された彗星です。
2013年11月29日の明け方に太陽の表面から約120万kmのところを通過していきます。太陽系で一番太陽に近い惑星の水星と太陽の距離が約5800万kmなのでかなりの大接近といえます。
太陽にとても近づく彗星なので大彗星になると期待されていますが、当初予想していたほど明るくなっておらず、肉眼で見やすい日で3等級程度になると予想されています。しかし、太陽に近づくにつれて急激に明るくなる可能性があるため、目が離せない彗星です。(2013年11月11日現在)
アイソン彗星は今回太陽に近づいたらもう戻ってこない非周期彗星です。
アイソン彗星は11月〜12月の明け方、東の空低い位置に見えます。11月29日に太陽に最接近するため、11月下旬〜12月上旬に明るくなります。ただし11月29日前後の数日間は太陽の近くにいるため、観察は難しいです。どれだけ明るくなるかはアイソン彗星が太陽に近づいてみないと分かりません)
観察のオススメ日は、11月20日(水)〜11月24日(日)と12月6日(金)〜12月中旬の明け方です。
観察は東の空が開けた場所でしましょう。アイソン彗星は太陽に近づけば近づくほど明るくなりますが、その分東の空のとても低い位置に見えるようになります。東の空に建物や木がない場所で観察しましょう。
観察方法は双眼鏡がオススメです。アイソン彗星が明るくなれば肉眼でも見えますが、双眼鏡を使うと発見しやすくなります。
アイソン彗星を観察する時は大体の位置をチェックしておきましょう。。
下の図は11月16日〜12月12日の時間帯別のアイソン彗星の位置です(日の出90分前、日の出60分前、日の出30分前、日の出時)。高度の目安は、手を伸ばして握りこぶし一個が約10°です。画像をクリックすると大きくなります。
スマートフォンのアプリにもアイソン彗星を探すための無料アプリがいくつかあるようです。
※高度が低くなるとその分空気の層が厚くなり、アイソン彗星が見えにくくなります。
・日の出90分前のアイソン彗星の位置
日の出の90分前の空は薄明が始まったばかりで空もまだ暗く星がよく見える時間帯です。
アイソン彗星が明るくなれば淡い尾も観察できるでしょう。
この時間帯で観察できる日にちは限られますが、星がキレイな場所では好条件でアイソン彗星を観察できます。
・日の出60分前のアイソン彗星の位置
東の空が白んできて朝になりつつある時間帯です。
空の明るい星たちはまだ見えています。
アイソン彗星が明るくなればまだまだ観察できる時間帯です。
・日の出30分前のアイソン彗星の位置
空がだいぶ明るくなっている時間帯です。
アイソン彗星が明るくなれば、双眼鏡や望遠鏡で観察できるでしょう。
アイソン彗星の観察は11月20日(水)〜11月24日(日)と12月6日(金)〜12月中旬がオススメです。
特に12月6日〜12月中旬は月明かりもなく好条件でしょう。
〒928-0312
石川県鳳珠郡能登町上町ロ1-1(やなぎだ植物公園内)
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